今日は真ん中のティルだけ管分奏に出て、他の時間は弦分奏を聴いた。
で、行く前は管分奏をさしおいて弦を聞きに行くって・・・と腰が引けてたんだけど(今日は腰がめちゃくちゃ痛いんですけど)、結論、行って聴いてきてよかった。
伴奏からも旋律が聞こえたり、
音楽が魂をもってブワっと良くなる瞬間があった。
こういうのってもちろん奏者のポテンシャル(技術とか気持ちとか)もある程度必要なんだけど、指導者だったり、指揮者だったり、そういう人の存在でカチっと歯車がかみ合って、小さなエネルギーで梃子のように大きくて深い音楽が引き出される時があると思う。
こういう感覚を持てるシーンって、残念ながらなかなか少ないのだけど、弾いている方もすごく心地良いはず。
いつものメンバーだけに戻った時に、またそうなるってことって実は少ないんだけど(指導者とか指揮者のお陰なので(笑))、でもメンバーが「あの時こんな感じだった」っていう感覚を積み重ねてるのとそうでないのとで、音楽が全然変わってくると思う。
聴いていて気持ちが高揚したし、楽しくて、いい先生だな、って思った。
で、ティル吹きに戻った時、音だし無しでいきなり冒頭を吹かなければいけなくって、
うわっ(>_<)て思ったんだけど、なんか「えーい、ダメ元だ!」って吹いた1回目が一番うまくいったなー。不思議でやんす。
その後2回吹いたけど、あーでこーでって思うと余計な力が入って良くないのねぇ・・・。
音楽って考えなくてもダメ、考えすぎてもだめ、奥が深いねぇ・・・
ただの音の集まりだってのに、生きた音楽にするのは難しい。
だけど、生きた音楽になった瞬間が最高に気持ちいいから続けてるのかもなー。