2010/05/21

諸々

今日はなんか調子悪し。

音を無理やり出しているような感じだったので、1時間半でやめた。

今週練習にいけたのは水曜と今日だけ。
水曜はここまで悪くなかったと思うけど、やっぱり練習不足なのか。


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ある場で交わされた会話

「プロならリハーサルなしでも全うな演奏ができて当然」
「お金を払って聴きに来る聴衆がいるんだから、たとえフルでなくてもリハーサルをしておくべき」

という論議。

リハーサルに割ける時間と場所が限られていて困難、という前提での話しだけれども、

前者はベテラン奏者、後者は若手。
いずれも音楽を生業としている人たち。


どっちも、きっと、正しい。
だけど純粋な1人の観客としては、後者の「気持ち」を持ち続けて欲しいと思ってしまった・・・・
リハなしでも演奏ができて当たり前。
だけどそれがリハをしない理由であっては欲しくない。

 仕事としての音楽というのは本当に難しいのだろう。
私たちサラリーマンが仕事に優先順位をつけなければならないように、
きっとそういうジレンマと常に向き合っているに違いない。

だけど私たちがお客さんにいい品質のものをいい価格で提供しなければならないように、実情がどうであれ、音楽家もいい音楽を追求し続ける「姿勢」だけは示しつづけていて欲しいと思ったのだ。

そしてきっとそれは音楽に現れる、聴衆に届く。