3人とも同い年です。
鉄子に同学年の楽器仲間って、実はほとんど居ないです。
単学部のオケで全然人が足りず、OBとか本学に助けてもらってなんとか本番をやりくりするようなオケだったので、同期は5,6人でした。
鉄子を含めみんな初心者ばかり。
同期で今でも続けてるよ、っていう人はたぶん居ません。
こっちに引っ越してきてから知り合った人でも同い年だね、ってわかったのは2人くらい。
同期でアンサンブルを作って定期的にコンサートしてる人達とかうらやましいなーと思ってました。
鉄子は現役時代(ここで言うのは学生時代のこと)、楽器が全然足りなくてアンサンブルをやる機会がなかったので、とってもあこがれていましたが、ここ数年でやっと誘ってもらえるようになりました。
まだまだ修行中の鉄子です。
鉄子の理想のホルンの音色は、柔らかくて包み込むような包容力のある音ですが、なかなかそういう音になりません。
いつになったらあーいう音が出せるんだろうか、と思います。
(と同時に、いつか出せる時が来るんだろうか、と不安になります(笑))
この10年でいろんな機会に恵まれたおかげで、どうにも使えない奴、じゃなくなったとは思うけれど、
アンサンブルで「ホルンが素敵ね」と言われる音色には程遠く、まだまだです。
ブラ4の2楽章とか、去年の夏のライヒャの2楽章、今日のトリオの3楽章みたいな旋律は大好きなんだけど、でもどちらかというと苦手だった鉄子。
でもこの間ホルンの師匠に「昔よりは、吹けるようになった気がします」と言ったら、
「歳とって心拍数が落ちて落ち着いたからだね」 と笑われ、
今日のObの友達には「ちょっと血の気が減ったか」と言われました。
鉄子は、鉄子というだけあって、赤血球数が多いらしいです。
2ヶ月くらい前に久しぶりにものすごく体調が悪くなって、血液検査をしたのですが、
赤血球が男性の平均より多いと言われ、そんなこんなで、結局
「どこも悪くありません」と言われました。
じゃあ何で体調が悪かったんだろう。
未だに原因不明です。
救急車を自分で呼ぼうかと迷ったのは生まれて初めてでした。
(ビビリーだから呼ばなかったんだけど)。
でも低血圧で下が40台、上も80台だったりするし、
去年の夏の健康診断で脈拍が異様に遅くて、看護婦さんが慌てふためいて計り直ししました。
その看護婦さんの慌てっぷりを見て、当然脈拍は上がります。
そのちょっとドキドキした脈拍でそそくさと計り直し、看護婦さんは満足げに
「あ、大丈夫ね。正常値に近くなったわ」といって、それをカルテにはさみました。
そんな計測の仕方で「健康です。」って言っていいんでしょうか。
正しくない気がします。
もし、生物は累積拍動数がある数値に達したときに寿命となる、
という話が本当だとしたら、
鉄子はすごーーーーーーーく長生きできるのかもしれません。
ホルンの師匠は、いろんな人達とアンサンブルやりなさい、と言っていました。
いつまでホルンが吹けるかな、と鉄子はいつも不安ですが、先生は
「あなたたちに死ぬ間際までホルンで遊んでいて欲しいと思ってるんだけどね」
と言っていました。
死ぬまでホルンを吹いているとなると、本当に鉄子はホルンを吹いて死ぬのかもしれません。
話がどんどんそれちゃいましたが、同年代で作るアンサンブルってのは初めてなので、鉄子としてはちょっと未知の世界で、どんな音楽がつくれるか楽しみです。
この3週間、週末どちらか1日で2時間とか、そんな調子だったので最初は唇が皮2枚くらい厚い気がしたけど、音だしして吹き始めたら、心配は吹き飛んで楽しむことができました。
ありがとう鉄太郎。
だけど、やっぱりスタミナは落ちてます。
というか、吹き方がなってないのかも。
1月に吹いたときは、疲れても、あーーヤバい!って風にはならなかったんだけど、
今日はプスーってなりそうになりました。
でも、昨日はズーラシアで、そして今日はトリオでリフレッシュできたので、
きっと今週もがんばれると思います。