2010/02/20

鼻笛ぷっぷー

昨日、トランペットの人に連れて行ってもらってレッスンを受けてきた。

意外と人見知りな上に(親しくなると人見知り??って言われるが)、トランペットの人が2人も見学していたため、テンパってその場では「どう?」と聞かれてもしっくりこなくてよく分らなかったりしたのだけど(笑)、今日は一日かけて昨日のウォームアップとかをさらってみたら、割と調子がいい。

ロングトーン以外は何をやっていったらいいだろう、と思っていたタイミングだったので、とても有意義だった。

面白かったのはレッスン室っぽくないものがいろいろ転がっていたこと。
バランスクッションとか(で、後にこれに立った状態で乗って吹けと言われる(汗))。

で、乗って吹くとどうなるかっていうと、からだの重心をすごく意識するので、必然的にお腹にぐっと力が入って息がぐっと入るって感じ。 値段も高くしないし、バランスボールみたいにバカみたいに部屋を占拠しないから、早速買ってみることにした(笑)
ホルンのためだけじゃなくても身体によさそうだし。

レッスンの最初はマウスピースでバズィング。

しっかり息をいれて、鳴らそうとするのではなく、鳴るまで待つこと。
鳴らぬなら鳴るまで待とうホトトギス だって。

半音下げたり上げたり、これも口を動かさずに舌のシラブルだけで、と言うがなかなかできない。
tututututututuという口だけのバズィングも、しっかり周囲で固定して、下唇側は歯にしっかりつけて隙間がないようにしないと動いてしまう。

で、音程の移動の鍵を握るシラブルの感覚をつかむのにいい、とかでおもむろにとりだされたのが、これ。



 なんですかコレハ?

って思うでしょ。

その場で300円で買いました(笑)




で、吹いている姿は、なんというかとっても恥ずかしいので、
デモンストレーターは外国人に任せるとして、





nose flute とかnose whistleとかって言ってアメリカでは意外とメジャーなものらしい。
パーティとかでね。1個1ドルしないからね。
日本では、マイナーだけど、日本鼻笛協会なんてものもあるらしい(笑)

鼻息で吹くんです。ハハハ。

で、これがですね、意外とあなどれないのよ。

ちょっと吹いている姿は見せたくないけど、結構音域出るし、
チープな作りと見かけの割りに、オカリナみたいな音がするのよー!
やってみると意外と楽しい。

で、昨日はなんか恥ずかしくてイマイチだったけれども、今日あらためてウォームアップのあとに
コレを吹いたら、何か高音もひゅいっと上がれるような感覚に!

昨日は「えーこんなおもちゃ・・・ ていうか見た目が超・恥ずかしいんですけど」
ってダマサレタ感満載だったのですが、その疑念は撤回します。

おもちゃと侮るなかれ、ユルく楽しんでオカメインコもよろこび、
シラブルもつかめるとくれば一石三鳥じゃないですか。

札幌のホルンの先生にこの話をしたら、それ、どこで買ったの?ってちょっと欲しそうにしたので、
入手して送ってあげようかと(笑)

 あと低音のベンディング、これもすごく柔軟性をアップするのによくて、これをやると前みたく口を動かさなくても低音から高音まで出るようになる。ちょっと驚きの感覚。これは是非続けよう。

昨日習ったことをどうしてもさらいたくて、今日はホントは午後から先月も行った写真撮影のイベント第2弾だったんだけどキャンセルした。面白そうな企画だったから楽しみにしていたんだけど、移動含めると結構拘束時間長くなっちゃうし、迷いに迷ったけどキャンセルした。

でもそのおかげで時間気にせずじっくり復習できたし、今日のところは調子も良かったから、今日の選択は後悔なし。写真のイベントはまた今度。