2011/09/27

こうして鉄子はホルンと出会った Part 1 ~鉄子、ピーターパンに恋をする~

うーん、第九、やばそうです・・・・。もたないかも( ̄ω ̄;)



Sオケは1年半ぶりです。ドキドキです。


鉄子は1stを吹くことになりました。


3年前、初めて第九を吹いたときは1stだったけど、3楽章だけ4thを吹いたので、


今回初めて1stの全ての譜面と向き合うことになります。


-----------------


第九は、鉄子にとっては胸がキュンとなる思い出の曲であります。


第九で胸キュン って普通ならねーだろ  って思うでしょうが・・・




なるんですよ(笑)。




以前、鉄子は中学入学当時、クラリネットが吹きたくて2週間も体験しておきながら、


結局トランペットを選ぶことになった。


なんて話を書いてましたが(その記事はココ)、


しかも、そんな鉄子がどうしてホルンを吹くことになったか、


「つづきはまた今度。」


なんて書いておきながら全然書いていなかったので、今日はその時のことでも書こうかなと(笑)


---

トランペットを持っている、ということをうっかり漏らしてしまい、




怖い先輩達に強制連行 されてトランペットとして入部することになった中学生の鉄子。




同期2人は小学校の頃から吹奏楽をやっていた経験者で、




鉄子だけがほぼ初心者だったので、




まぁ、とにかく1年間くらい毎日ひたすらロングトーンと基礎練の毎日でした。




しかも、ロングトーンの音が途切れると、


なんでサボってんのよ」 


みたいな先輩達の恐怖政治のおかげか、




鉄子は結構トランペットが上手になりまして(笑)。




自分で言うのもなんですが、恐怖政治していた先輩よりも上手になりましたよ(笑)





あの基礎練って大事だったんだろうなぁと、今思えば、おかげさまで、




なのですが、2年生まで 「イジメでしょ、これって。」




と本当にやめたくて仕方なかったです〔笑)




どうしてトランペットの先輩だけがあんなに怖いのかと思春期の鉄子、それはそれは悩みましたよ。






で、和気藹々としているホルンパート。 本当にうらやましかった〔笑)




でもホルンが吹きたい!!って思うほどではなかったんですね。




どうしてあんなに音外すのかなー


って思ってました〔ヒドイ(苦笑))






で、そんな鉄子、熱心で顔の広い顧問の先生のはからいで、中学2年生の冬に、




ある私立高校が演奏する第九の演奏会に一緒に乗せて吹かせて貰えることになりまして。




その高校はコンクール全国大会の常連校。




その高校の定期演奏会とかを聴きにいったりしていて、上手いなぁ・・・と思っていましたが、




そんな人達に混ざって、しかも隣で吹けるなんて、中学生にしてみたら大変なことです〔笑)






でですね、初めて参加した練習で、



池田さん という高校3年生のパートリーダーに




鉄子はあっさり惚れましたよ〔笑)



めちゃくちゃ上手い!!




しかもとっても優しいっっ(>▽<)!!〔笑)



鉄子がそんな初恋を思い出してキュンとなるのは、4楽章の347小節目からです〔笑)






Obの友達に言ったら、「え、そんなところ?」って言われたけれど、




池田さんの吹くそれは、鉄子にとって、ピーターパン 〔笑)






濁りのない美しい音で、ポーンと響かせ、




オトナの世界へ一切の未練も残さずに軽やかに向こうへ飛んでいってしまうのです。






トランペットってこんな澄んだ音が出せるのか! って感動した鉄子。







そんな池田さんにめちゃくちゃ惚れて、練習に参加するのが




楽しみで楽しみで仕方がなかった鉄子です。






でもまもなく池田さんに彼女が居るとわかって、




まさに夢の国のピーターパンに惚れてしまったかの如く、






鉄子の短すぎる恋はあっけなく幕を閉じます〔笑)




それでも、池田さんの音を聴きながら






やっぱり素敵!好きーー!って




ドキドキしながら隣で聞いていた本番の日をちょっと思い出して、






あれを聴くと今でもちょっぴり胸がときめく (意味不明〔笑))鉄子です。




だから、あの4楽章の347小節目からのTrpはお願いだから軽やかに!




鉄子からのお願いです〔笑)






長くなったので、ホルンとの出会いはまた今度(笑) じゃなくて、次回ね。






Part2に続いちゃいます。