2011/09/28

こうして鉄子はホルンと出会った Part 2

なぜか2部編成になってしまった鉄子とホルンの出会いです〔笑)


Part1ではそもそも出会いを語っていませんね(Part1はコチラ


池田さんとの初恋(当然片思い)の思い出話でした〔笑)




で、その池田さんのトランペットの音にめちゃくちゃほれ込んでいた鉄子、






池田さんの音にばかり夢中で、もう何吹いてても素敵!って隣でドキドキしながら






耳がハートでいっぱい(v_v。)人(。v_v)♪




だったわけです〔笑)






今思うと、池田さん本人の人となりは大して知らなかったわけですから、




完全に彼の音の方に惚れてたんでしょうね〔笑)






それで、リハーサルまでは、




ホルンって吹くところいっぱいあっていいなー




トランペットって暇なんだなーーーー ( ̄△ ̄) zzz






ってくらいだったんですけどね(笑)






本番が始まって、3楽章の96小節目、












神様降臨・・・・ ですよ。












あの旋律だけが別世界。












本当に、ホルンの空間だけが神々しい光で包まれるような素晴らしいソロで、






いつものように池田さんのピーターパンもとっても素敵だったんだけれど〔笑)、






あのホルンのソロだけはトクベツで、ずっと耳から離れなかった。








ホルンって?! あんな響きが出せるなんて!!!








鉄子がホルンの音色の虜になったのは、






他でもないあの第九の4thのソロです。






楽器の生身の音じゃないような感じがして、空間が何か別のもので満たされるような感じ。








そんなことって、当たり前ですが全く経験したことがなく、すっかりあの空間に魅了されました。






ホルン初めて10年超えたのに、未だにそんな空間を微塵も創れたことがありませんが、






でもホルンの魅力はやっぱりあの包み込むような幸せな音色だと思います。








で、14歳であの音色の虜になって以来、鉄子は




ホルンが吹きたい、ホルンが吹きたいと思っていたわけですが、




中学生のうちは、そんなこと言い出せるわけもなく、






高校に入学後、鉄子は一応吹奏楽部に見学に行ったのですが、




同じ中学のホルンの同期がさっさと入部を決めてしまい、




極めつけはパーカッションの先輩に、




「みんなに後輩がトランペットに入部するって言ってあるんだから絶対見に来なさいよ」




と釘をさされてしまったので、さすがにホルンが吹きたい。




とは言えず〔笑)、






で、私が行った高校の吹奏楽部はそんなに上手でなかったので、






ホルンが吹けないなら、いっそ中途半端に吹奏楽部に入るよりほかの事やろうかな、と






鉄子は、何故か 陸上部 に入部してしまったわけです(ほんっとに意味不明)。




それで、走り幅跳びの選手だったんですが、




槍投げとか砲丸投げ をやっていた、ということにする方が






ネタとして面白いかなー。と悪ふざけしてしまう鉄子です〔笑)








砲丸投げは4種競技でやったくらいです。






投てきのセンスは皆無でしたねー。








会社の上司に、中学で吹奏楽で楽器吹いていた人が、




一応進学校と言われる高校に入学しておいて、陸上部に入るなんて、




やっぱり昔からチャレンジャーなんだね。 




と笑われました。






昔からチャレンジャー???






意味が分からないわぁーーー〔笑)。








で、陸上部はですね、その高校で一番か二番かってくらいめちゃくちゃ厳しかったわけですよ。








だって野球部もサッカー部もお休みしてグラウンドが開放されるテスト期間中に




もっとも練習がハードになるという意味不明な運動部でしたからね〔笑)






おかげで、鉄子は体育祭でのみ大活躍 






という意味不明な高校時代を過ごしました。




全然モテませんでした。




いや、今までモテたことがないんですけど〔苦笑)







で、勉強の方は、中学のときみたいに3年生の夏休みがんばればいっか、




とか思ってたけど、高校生で学ぶボリュームってそんなに甘くなかったわーーー〔笑)






で、ホルン、ホルン!!って思っていたこともすっかり忘れ、






大学の入学式でオーケストラが演奏していたのに






へーーー大学ともなると、


入学式にオーケストラを
わざわざ(外から)呼ぶんだー。 と感心




しただけで、それが大学オケだということを全く知らずに2年間過ごし、




小学生達と戯れて、北の大地でキャンプだのアウトドアだのを満喫しまくって、




結局ホルン、を吹き始めたのは20歳の秋でございます〔笑)








やれやれ〔笑)






というわけで、第九の3楽章のあの4th ホルンのソロは




神様がベートーベンに書かせたんだと思います。






こんなこと、自分が吹くことが決まっていたら、絶対に書けないですが〔笑)






鉄子がもし天界にいたとして〔笑)、






トクベツに地上に降りてくることができる機会を1度だけもらえるとしたら、






あのホルンソロの音色に乗って降臨したいです(怖いわ〔笑))