さて、夏休みに行ってみたいと思っていた寸又峡だが、はっきり言って勢いだけで行くことにしてしまったので、眠気と戦いながらの運転となる。
ちなみにこんな朝っぱらから、山奥に入っていく人は地元の人以外にいないため、行きの道中ほとんど車とすれ違うことはなかった。
しばらく登るとまたこんなんだったりする。
なんか噴煙みたいな雲。
登っていく途中で妹が助手席から撮影。
「え、これって(設定)このままでいいの?」
とかなんとか姉妹がやっているうちに、山の霧は晴れていくのである(笑)。
睡魔と闘いながら狭い山道を延々と登り、何とか無事に到着。8時半くらいだった。
ちなみに駐車場には車は1台しかなかった(笑)
でも寸又峡の駐車場あはえらく狭い。無料パーキングはあんまり台数が停められないので、早く到着してよかった。
これは、駐車場からすぐのところにある橋。
なんて言う蝶々かわからないけど。キレイだった。
珍しく逃げられずに撮れました。
昆虫とか野鳥の類を上手に撮る人ってすごいと思う。
わたしは動かない植物くらいしか撮れない。
ところで、花の写真の背景に写っている、金網。
これは土砂止めの金網だ。
山を削って道路を作っているので、たぶん、最近時々あるような大雨であちこち崩れてしまうのだろう。
事前に調査して、崩れそうなところに金網が張られているようだった。
で、実際に金網越しに土砂崩れが起きている箇所があった。
人間が作った立派な(?)つり橋を見に行ったのだけど、山肌のあちこちにこの金網が張られていて、なんかこう、ちょっと人間ってやっぱり愚かなんだろうか・・・とか思ってしまったり。
金網の支柱を支えているのだってその土砂崩れを心配している山の斜面だ。
さて、駐車場から1.5kmほど、寸又峡プロムナードコースと言う道を歩いていくと、夢の吊橋があります。
景観はこんな感じ。
長さ90M 高さは8M。
同時に渡っていいのは10人までです。
私たちの前に渡っていたのはこの男性と、その前にいた夫婦だけ。
たった2人でも
結構揺れるし、
一方通行で、
同時に10人までしか乗れない
ので、たぶん週末とかだったらこんなのんびり渡れなかったし写真も撮れなかったと思う。
渡りきって、振り返るとこんな感じ。
さて、吊橋を堪能した後ですが、
さて、吊橋を渡ったあとが問題です。
考える妹②。
なぜなら、ここから304段の階段のぼりが続きます。
だから、吊橋の手前には何度も看板があって
「体力に自信のない方は、吊橋を渡らず、飛龍橋方面へ」と注意書きがあるのだ。
で、こんな風に「くろう坂」とか「やれやれどころ」なんて看板がある。
ちなみに段数よりも、段差が広くなったり狭くなったりすることの方がツラかった(笑)
ま、途中でこんな風に山の景色を望んだり、
さっき渡った夢の吊橋を眺めたりと、森林浴を楽しんだりしながら登ることができます。
登りきって、飛龍橋と反対側に100M ほど進むと、尾崎坂展望台(560M)というのがあって、ここには千頭森林鉄道が展示されてます。
ここに設置されていたテーブルで持ってきたおむすびを食べました。
運転席。
左の木は合歓の木。まだ少しだけ花が残ってる。
この鉄道と後にでてくる飛龍橋、天子トンネルは、大井川流域の電源開発のための資材運搬とか木材搬出に使われていた軌道だそうです。
奥に見えるのが飛流橋。
飛龍橋そのものは昭和40年代に作られていたものらしいですが、平成14年に改修工事がされていて欄干とかがきれいになってます。
そして、悪趣味な写真撮影に終始徹してしまう。
そしてまた来た道、涼しい天子トンネルをくぐって
水がしたたっているところとか、
木々を見たりしながら駐車場へ戻って、
「美女づくりの湯」なる町営露天風呂に入ってきました。
誰も居なかったので、露天も2人で貸切!
御代は400円です。
で、駐車場に帰ってきた頃雨がぱらぱらと降りはじめ、妹②が爆睡する中、私はブラ4聴きながら何とかハイテンション保って山道を降りていくうちにどしゃ降りに。
100mmを超えると通行止めになるので、一目散に山をくだり、14時過ぎには実家に戻って来たのでした(笑)
オマケ。
懐かしいピンクの公衆電話。
もはや古い旅館とか、アンティークショップでしか見かけなくなりつつある気がするけれども
そういえば・・・・
ビー!
と鳴ったらもう1枚
・・・でしたねぇ(笑)
そういうの、忘れてたよ。
公衆電話ってホント少なくなったなぁ・・・
ましてテレホンカードとか使えないこの手のは全くみかけなくなったねぇ。
ん? テレホンカードって今も売ってる??