2010/01/29

続・練習日記

ホルンとかに全く関係ない人にはつまんない内容に違いない・・・。
ホルンの人にだってどうだか・・・


毎日調子が変わるのでほとんど備忘録状態だ。
 

昨日、今日と吹き始めはあまり良くなかったものの、中音のC以下を1時間くらい十分にロングトーンした後は、Dまでは大丈夫な感じ。

今日は下のFからあがっていって調子がよくなってきた。
やっぱり1時間くらい音だししないと、中音域が安定しない。
下あごが張れるのも十分音だししてからだ。
でないと震えてしまう。
  
以下はいずれも中音、

A :右側の方がややプレスは強め。これは昔から。
  右側はわりとはっきりとリムが当たる感覚がある(内側、外側とも)
B:鼻の右脇をすこし意識して持ち上げる感じ


C:あごを張って、Bと同じく鼻の右脇を持ち上げる感じ、かつ口を少し中央に寄せるような感覚
Cisは相変わらず音色がよくない。この音はもともとあんまりいい音が出せていなかった気がする。
2,3番管で長くなるととたんに厳しい。B管で吹いたときの下のFisもそうだ。 
Dは適度な抵抗感があって、あまり不安を感じないのに。

一昨日はEs-Eの発音で下の倍音に外しがちになり、「ほんの少し」の締め加減が唇の感覚が鈍くてうまくいかず、Fで詰まったような音に。

でも今日はEはいい感じに響きのある音が出せた。でもEsはいまいち。Fもばっちりではないけれど、一昨日より全然いい。

F管の1番管(G、B)がよかった一昨日に対して、
今日はAsとEは割と良いが(F管の2番管)、G,Bはそれほどいい音色にならない。
短い管だけはOKで、長い管になると駄目ってことは、息が十分に入っていないのだろう。
でもって毎日具合のいい音が違うというのは、やっぱり安定してないってことだ。


今日は70分くらいCまでのロングトーンをやったあと、3度のアルペジオをさらう。
その後上のFまで軽めにロングトーン。
そのあとはタンギングしながらゆっくり音階練習。
 やっぱり発音にちょっと不安がある。
練習終了15分前くらいにF-Fのリップスラーもゆっくりだけれどもできるようになった。

上のFまで音だしした後に中音に戻っても震えなくなった。

リハビリ開始した10日前よりもちゃんと前進してるゾ。
とりあえず今日のところは。


火曜日から、練習後に氷と包んだものと、レンジでチンしたタオルとで、
アイシングと温めるを交互に5回くらい繰り返している。
あるブログでみかけたのだけれど、吹奏楽とかでコンクール前にへばったときに、
夜そんなふうにすると、血行が良くなるのか、調子を崩しにくいなんてのを見たからだ。

それが功を奏してるのか、毎日のロングトーンがいいのかわからないけれど、悪い影響は

なさそうだし、一昨日まであった唇の鈍い感じはなくなってきている気がする。


とはいえ、F-Fしか出ない、では、今週末もオケの練習は無理だ。


10年も吹いてきたのに「こうして、こうして、こうすれば」っていうマニュアルが
まったくの白紙で、紐解くものがない私。

なんでいまさら「未知との遭遇」してるんだ。

そういうことを考えだした去年から調子を崩し始めたくらいで、
こうなって初めてなーんにも考えて吹いてなかったってことを実感する。
自転車に乗っていたような感覚だったワケだ。


先週から毎日気持ちが上向いたり沈んだり、浮き沈みが激しくて、 
随分とスリリングなジェットコースターじゃないのよ。
富士急行きたい!!ってあちこちで言ってたけどさ、
別に自分が絶叫マシンになる必要はないのに。


我ながら付き合うのが大変だ。



先週に比べれば前進してると思うけど、3月頭の本番間に合うだろうか、と毎日のように
あと何日?って数えてしまう。
今日がリハビリ10日目。思っていたより時間がかかる。

先生は
もう1週間、今の練習を続けてみて。判断するのはまだ先で大丈夫。
と言ってくれてる。私なんかよりもずっとずっとホルンと付き合って来ている経験者が言うんだから、その言葉を信じてがんばれ。

これからの1週間もすったもんだしそうだけど、はっきり言ってホルンに関してはこんなにじっくりロングトーン「だけ」を毎日したこともなかった私だから、これはこれからもう少しホルンを続けるために必要な過程なんだと言い聞かせる。

その昔、トランペット吹いていた頃、来る日も来る日もいじめか、ってくらいロングトーンをしていたことを思い出した。
(いや、半分はいじめだったんだろうなぁ・・・)

小学生からラッパを吹いてる同期には曲の譜面が渡されて、
初心者の私は1年半ロングトーンしかさせてもらえなかったのだけれども、 
幸い変なアンブシュアの癖もつかず、負けじとひたすら基礎練やった効能は
大きかったに違いない。2年目でトップを吹かせてもらえるようになったんだった。


自分で言うのもなんだけど、私、結構がんばり屋で、負けず嫌いだから(笑)。
ネクラとも言う。



で、20歳から気まぐれで始めたホルンではそういう地道な練習を積んだことがない。
だから今ごろお付き合いが必要なわけだ。
基礎固めがいかに重要かってことだ。何事も土台が大事。



演奏会直前で調子を崩して崖っぷち、でなかった事を幸いと思わなくては。
あとまだ30日あまり、時間があるんだから。




 さ、寝ないと。