2010/01/26

回り道


1/25 朝の音出しで、Cで下顎が痙攣する
あまりにショックで会社に居ながら涙ぐみそうになる有様。


先生から「Cぐらいはその下の音域で緩めた顎の筋肉を張り始める辺り。
でも張り過ぎ、緩め過ぎも良くないはず。ナチュラルな感じで試してごらん。」とアドバイスを受けて、吹く前にブルブルとゆるゆるバズィングで唇と頬のあたりをリラックスさせてから吹き始める。
最初は震えたが後半になって少し落ち着いて来た。




1/26  
朝は10分だけロングトーン、調子はいまいち。

日中、昨日の不調がコタえて3月は諦めたほうがいいんじゃなかろうか、
3月の演奏会を辞退すれば気持ちはちょっと楽になるんじゃないか、
いう消極的発想に苛まれる。


でも、「今」は楽になるかもしれないけれど、この後ずっと後悔するかもしれない。
また吹く機会に恵まれるかどうかだってわからない。
もう少しがんばってみようと気を取り直し、
今夜は外の練習場所が取れていたので、定時にそそくさと会社をでて19時から開始。

急がば回れと言い聞かせ、最初の1時間半はC以下だけ吹くと決めて、ロングトーン

震えるのは多分、不要な場所に力が入っているせいなのだろう。
とにかく力を抜いて楽に吹く感覚をとりもどそうと、
今日はFからヘ音のFまでのロングトーンもやって緩める感覚を思い出す。
それからアルペジオ。


途中でF管のGの音の伸びがよくなったような気がする。
ひたすらロングトーンがんばっている私にささやかなご褒美をくれたのかな(笑)
でもAはいまいち。

1時間半たっぷりやったら、いい具合にリラックスしてCまでの音域は吹けるようになった。
気になるのはマウスピースの痕。こんなに下唇の下についてたっけかな・・・・
マウスピースをあてる位置が微妙にずれているかもしれない。

残りの1時間はCからFまで。
でも下の倍音に外しがち。
音の出だしに気をつけながら、やっぱりマッピの位置がちょっと違う気がする。

とはいえ、一昨日はEs、Eでかなりキツかったけれども、今日は震えずに伸ばせてるんじゃない?
前半のウォームアップで適度に緩・緊のバランスがとれるようになって良かったのかも。

ここまでで、かなり疲れていて下唇の裏には歯の痕が。Fより下しか吹いていないのに、こんなにつくもんだっただろうか?
Fisから上はやらずに、今日は終了。

問題は明日だ。
こういうちょっとキツめの練習をした後の調子がどうか。
発音を怖がらずに伸びやかにだせればいいのだけれど・・・

Fisから上にチャレンジできるか、また一から出直しか。


良かったこと1.
音を気にせずに吹ける場所でやったのは良かった。
いくらmpとは言え、家で吹いてるとやっぱり近所が気になって、それも緊張の元になっているかもしれない。

音の伸びや響きを確認しながら吹けるのがいい。

良かったこと2.
低音から中音を十分に音だしして、この音域については唇の感覚がよくなったこと。
力を適度に抜く感覚を少しとりもどせた、かな。とりあえず今日のところは。


明日は多分1時間くらいしかふけない。

こんな時に限って週2回の研修が3月まで入っていて、今日のような練習がなかなかできない。

でもそれはそれでいい具合に休みもとれているんだと思わないと。


あーー。
今日は写真はありません。
写真のブログのハズが、ホルンの練習日誌になってきてるし・・・。


でも、もし復活できたら、
また次にこうなった時に役に立つかもしれん。

またこうなるなんて、考えたくもないけど。




何となく一昨年くらいから、ホルンあとどれくらい吹けるかなぁ・・・
ずっと一生ってのは無理だろうし・・・
とか思ったりしていた私。
ぶっちゃけ一昨年の年末は、第九も吹けたし、もういいかな、と思ってたり。


でもそんなタイミングで年明け早々にトラの話がきたりとかして、なかなかやめれないもんだなーとか思ってた。



まさか今年こんなことになるとは想定外だったのだけれども、カメラを買ったのは、実際去年から調子が怪しくて、

何となくホルンが吹けなくなったときのために、自分に保険をかけていた気がする。

新しい趣味を見つけておいて、喪失感に苛まれないように。



そういう私を見て「そうじゃないだろ」って試練を与えられた(誰が?)のかしら(笑)

ホルン、やめるのはそんな簡単じゃないってことがわかった。



わかったから、もうそろそろ調子もどってくんないかなぁ(甘い?)