2011/07/30

ハシビロコウ的アーバンによる鉄太郎

今日は嬉しい発見がありました。




真面目にやってきた人からしたら、そんなこと?って感じでしょうが、




おととしまで自由奔放に吹いてきた鉄子にしてみたらねぇ・・・大進歩だと思います(笑)




今日の出だし、マウスピース吹いたら、




昨日、一昨日と比べて「あれ、ちょっとマズそうだな」 って感じで、




ん、こりゃどっか力入っちゃってるかな、とか思ったんだけど、




何はともあれ、アーバンの10番をテンポ60でスタート。






で、ここで 「あぁ、全然息が吸えてないんじゃん




ってのを、何かを基準にして違いを相対的に感じ取れた 




のが鉄子にとってはハ・ジ・メ・テだったわけで(笑)




なんか、すごく新鮮で嬉しい感覚だったのデス。




で、ずっとテンポ60でさらってきたので、




このくらい吸わないとだめだよねっていう感覚を取り戻すのにも役立ってくれました。




もっと身体が固まっちゃってたりとか、




呼吸のせいだけじゃない場合は、これだけじゃ解決しないかもしれないけれど。








ここしばらく、とりあえず調子がよかろうが悪かろうが10番を必ずやるようにしていた鉄子。






で、一昨日のレッスンの時も




最初は音にならなかったり震えちゃったりしてたりしてたんだけど、




ハシビロコウが そのうち自分の前に、魚もくるでしょーーーー 




って淡々と待っているように(待ってるハシビロコウはココ)、





ついでに師匠のステキな水爆頭〔笑)





そのうち、ほぐれて出るようになるでしょーーーーって待ちながら吹くのに10番はちょうど良くて、


最近の鉄子のお気に入りになりました(地味にキツい・・・んだけどね〔笑))



コプラッシュだとどうしてもリズムとか他のことにいろいろ気が散ってしまいがち。




でもアーバンの前半は、とりあえず今日の調子はどんなかな、バランスはどうかなとか、




そういうことだけにフォーカスして淡々と、でも「丁寧に向き合えるところが、




このアーバン今の鉄子にとってなかなか意義深いです。




「丁寧にってところが重要で、




ホルン始めたころから、基礎練をやること自体はそんなに嫌いじゃないと思っていたんですが、




5,6年前ホルンの先生にコプラッシュ見てもらってた頃も、







基礎練を「なんとなくやるってのは、何もやらないのと一緒だよ」 と言われてて、








わかる(・・・ような気が一瞬する〔笑))




けど、でも意識しながら(この退屈な(笑))基礎練をやりつづけるのって




可能なものなのーーー( ╮´ェ`) ?




と、先生の言葉をやっぱりしみじみと実感はできなかった、今よりちょっと若かりしころの鉄子〔笑)






まぁ、そんなわけで事件もあり〔笑)、紆余曲折を経て、




年をとったので、前よりオトナ な感じで、ちょっとは頭もつかいながら?




基礎練にも向き合えるようになって〔笑)




この年になってもまだまだ新しい感覚に出会えるのは、なかなか嬉しいことです。 




だからやめられない、ホルン〔笑)




というわけで、ハシビロコウも師匠として観察してきた鉄子〔笑)、




なかなか師匠のようにはなれないわけですが、




まだまだ何か学べることがあるんじゃないかと思ってます。






師匠に敬意を表して、写真を〔笑)




そして、明日はトリオの本番。





昨日、今日は基礎練だけにして、鉄太郎となんかいい感じになったよね、


って思って、もうちょっと吹きたいところでやめました。ついついいつも吹きすぎちゃうので。









本番は夕方、午前中は久しぶりに参加できるオケの分奏ですが、




無理せず丁寧に始動して、吹きすぎないことがまず第一関門〔笑)




ベストじゃなくてもグッドコンディションで本番に持っていけるといいなぁ・・・・




楽章抜粋だけど思いがけず早くに本番ができることになって、本当に嬉しい。




最年長の私よりずっときちっと音楽に向き合ってる若手に、




いつもいつも感心させられながら、練習のたびに学ばせてもらっていた鉄子〔笑)。




何というか、こうしたらいいんじゃないかってのを言葉にできることとか、




どの楽器がどうしたらいいみたいなことを具体的に言い合えるのがすごいなぁ・・・って。




もうちょっとこういう感じになったらいいなと感覚的に思っても、




誰がどうしたらいいのか、ってことを具体的に言葉にできない鉄子にとって、




そういうのが一番ハードルが高いので毎回感心しきりで〔笑)




自分より深く音楽ができる人達の胸を借りて〔笑)、




明日は楽しく演奏したいな、と思います。