西芳寺(苔寺) です。
ここは事前に往復はがきで予約が必要で、
しかも指定された時間にいくしかないのでございます。
で、鉄子は13時を指定されて、
やってきました。
で、まぁ多くても10人、15人くらいだろうと思って行きましたらですね、おそらく50人はくだらなかったです。
本堂に向かいます
(この先室内は写真撮影できません)
大きな声では言えませんが、
受付から何から、流れ作業というんですかね、
所作、立ち居振る舞いが雑 ・・・・
と感じたのは鉄子だけでしょうか。
入り口ではがきを確認するところ、それから最後に出るときの送り出し方、声の出し方とか。
受付の女性にお手洗いは、と聞いたときも、結構ぶっきらぼうで。。。
正直鉄子も驚くほどの人数で、毎日毎日あれだけの人数が午前、午後と来るのでしょうから、気持ちはわからないでもないですが・・・
庭園がすばらしいだけに、中に居られる方がそういう雰囲気をまとっていなかったのは残念です。
立ち居振る舞いについて、
鉄子がえらそうに言える話じゃないんですけど。
予約方式にして人の出入りを制限してまで保とうとしている空間があるのだから、修行をされておられる僧侶の方の立ち居振る舞いにも結構な期待を寄せていた身としては残念だったのです。
何はともあれ、
で般若心境と護摩札に心願を書く(毛筆で)
をしてから、庭園拝観となりました。
先の記事で、日曜日はもともと雨予報だった、と書きましたが、
鉄子、実は「雨の中の苔寺」
に期待を寄せておりました。
で、週間天気予報で雨だったし、
五鉄は防水仕様だし、
完璧!!! と思っていたら
晴れ女が災いしたか幸いしたかよくわかりませんけれども、
まぁ、こういうお天気になりまして(笑)
このお庭がどうして苔のお寺となりえたか、
刻々と日向と影とが移り変わることで
ほどよく光合成と
適度な湿度が保たれることが為せる業なのだと
感じることができまして、
これはこれでよかったです。
瓢北亭 から望 庭園
ときおりスポットライトを浴びたようになる苔の絨毯。
西芳寺庭園は上下二段構え。
ここまでの池泉廻遊式庭園で心身を清め、
この向上関というところから上段の枯山水式庭園に至り、
悟りの境地に至る、
とのことです。
120種類もの苔が生育しているとか。
やっぱり雨の中のあなたを見てみたい〔笑)
そして、朝のあなたを。
・・・なんてこだわってはならないのが禅の教えなので、修行が足りませんね。。。。
枯滝組
坐禅岩
夢窓国師もここで坐禅を組んでいたんでしょうか。
どのお庭を巡っても思いましたがいつ来てもその時その時の感動があるだろうなと思いました。
それは、自然の中を巡るときと同じで、これまで庭園というものにそれほど興味がなかった鉄子にとって、
あらたに心打たれる世界が広がったことは大変にありがたいことでございました。
また訪れたいと思います。