先日の分奏で、こっぴどく鉄子が注意されてたので、
ホルンパートの面々も心配だったらしく〔電車の中で心配してたとか(笑))
「あの後の本番大丈夫だった?」 と聞かれた鉄子。
「ダメだったけど、あれが今の実力だわーー。ははははー」
と笑ってごまかした。
でも事実だし、苦しかったところもあるけれど、
とはいえ、練習も本番も楽しかったから、次はもっと楽しく吹けるようにがんばるだけです〔笑)
それにしても・・・・以来どうも調子があがらないまま。
木曜のトリオの練習の時もイマイチで、昨日の1ヶ月ぶりのオケ合奏が心配だった鉄子。
しかもずっと楽しみにしていた角田先生の指導だ。
・・・というわけで、
朝、練習会場に行く前に40分くらいコソ練〔笑)
Arban
10番(テンポ60)
以降11番~27番(テンポ100)
会場で1時間音出しができるというので、
Arban のつづき
28~40と、47(テンポ100)
Kopprasch 前やったのに戻ってみた。
23番→18→17→12→13→23番(もう一回)。
ここでタイムアウト。
Trpの先輩が「調子よさそうじゃない?」 って言ってくれたんだけど、この時点では自信なし。
基礎練だけだと、慣れもあってか、案外平気だったりするんだけど・・・
で、結局ブラームス2時間、3rd吹いて(この時点でもなんかいまひとつ)、
1時間の夕食休憩の後、
田園の3楽章くらいで、やっと痺れが取れた感じ。
つまり・・・・
1.5h (個人練)
+ 1.0h (音だし)
+ 2.0h (ブラームス)
+ 1.5h(田園の前半)
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計 朝から5時間目でやっと調子出てきた(笑)
しかも・・・その後さらに1.5時間の田園(後半)をやっても、
「まだ吹ける」
というより、
「むしろ、これからが楽しいのに」
って感じで、みんなが そそくさと撤収してしまうのが寂しい くらいな調子で〔笑)
(なぜなら、皆さん夏休みではありませんから、お仕事がありますね。
16連休だなんて、鉄子ぐらいなものです。)
なぜだろう・・・・
普通、金管ってたくさん吹くとヘロヘロになっちゃって、
「もう吹けませんΣ(|||▽||| )」 って状態になるのを常に戦々恐々としているわけだけど、
5時間吹いて調子が上がってくるっていうのは、一体・・・・・
むしろ、練習不足だったってこと?
とりあえず、
鉄子分析① ウォームアップ(8月7日時点)
・条件
基礎練やってる範囲ではそこまで悪化していないようなレベルの調子の悪さで、
曲を吹くとE-Aの感覚がイマイチ(痺れがあるような感じで反応に自信がない)
・対策
これらの苦手な音域も含めてある程度たくさん吹いてほぐす。
ただし、基礎練と、最低限記譜どおりの休みを入れながら吹くオケ譜に限る。
力まなければ時間制限は特になし。
正しく吹くことに注意を払うこと。
アンサンブルでたくさん吹くってのは、NG(オーバーフローするから。)
(というわけで、志賀高原は楽しみだけど、心配でもある(苦笑)
鉄子分析② 首で分断しない (8月7日時点)
少なくとも、ブラームス始まるときのAのチューニングはすごく怪しかった。
(この間のアンサンブルのときもそう。)
でも最近、鉄子は怖くなると(特に苦手なEからAくらいまでの音域)
首に力が入って喉が締める癖があるのがわかってきた。
横隔膜が下がって、膨らんだお尻〔笑)から口元までつながっていなきゃいけないはずの呼気が、
首で分断される感じになって、喉から口元までだけで吹いてしまう。
で、こうなってしまうと、アンブシュアばかりに気がとられてしまうのだけれど、
当然息が出ない、息吸ってもどこか腹の底とつながってないので、浅くなって
上ずったり、外したりする。
座奏のときも、横隔膜が下がってお尻が膨らむ感じと(笑)、
どんな苦手な音でも、首に力を入れないで怖れずに腹の底から一連の息の流れで吹く!!
ってことを、調子が悪くても、時々、思い出せるように・・・なってきた〔笑)
いや、皆さんに同じこと何度も何度も言われてるはずで、
鉄子も過去に何度も振り返っているはずなんだけど、
鳥頭の鉄子はテンパって来ると忘れてしまうし、やっぱり本番とか
怖いときはつい、小手先で何とかしようとしてしまって、逆効果になりがち。
それでも、
「あ、今、喉閉まってる」ってことに気付けるようになった だけでも前より進歩
(すぐに直せるかが、次の課題)。
鉄子分析 補足 はじめてのナチュラルホルン
昨日、隊長がナチュラルホルンを持ってきてた。
(楽器2台+バッグで、家出人みたいだった〔笑))
で、隊長がハイバリをブリブリ 吹いてるときは、
「もう、この人どうしよう・・・・。こっちは笑っちゃってあれとは一緒に吹けないよ(笑)」
って思ってたんだけど、空き時間に隊長が吹いてみる?ってかしてくれて、
生まれて初めてナチュラルホルンを吹いた鉄子。
これが、なんかすーーーーーっごく気持ちよかったの!!!
まず、びっくりするほど軽くて、
で、吹いたらものすごく素直な感じで田園の5楽章が吹けて気持ちが良かった。
で、この余計なものが一切ついていないナチュラルホルンは、
呼吸とシラブルのコントロールだけが基本だから、
途中でこれを吹いたのもちょっと回復に貢献したんじゃないかって思ったり(笑)。
ちょっぴり欲しくなったナチュラルホルン。
隊長が、買いなよーーーって言ってたけど、
そんなことしたら、Oオケでモーツァルトとかを今後アレで吹かされるんじゃ・・・・と思うと、
たとえ買ったとしても隊長には報告できませんから(笑)!!!
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あと、Obトップの人が休憩時間に、
「タンギング変えた?前回より良くなった。」と聞いてきたんだけど、
変えていません〔ぶっちゃけ。笑)
とりあえず、前回よりリラックスして吹いていたことは確かです〔笑)
角田先生の魅力は、音楽的な指導もですが、
「どうぞホルン、大いに吹いてください(勝手な鉄子的解釈〔笑))」
って感じでコンタクトできるところだと思う。
だから、「鉄子、吹きます」 って吹ける〔なんじゃそりゃ〔笑))
どんなアーティキュレーションで吹いて欲しいかとかも、指揮からイメージが汲み取りやすい。
先生のイメージどおりにできているかどうかはまた別問題だけれど、「こういくぞ」ってちゃんとイメージして吹き始められるかどうか、それだけで、全然違うということを実感しました。
Oオケはジプシーオケだから、どんな指揮者でも自分達でどんな音楽がしたいか、
自分達で持ち寄ってアンサンブルできるオケに、それが今のあのオケの課題じゃないかと思っていたけれど、指揮者でなければ成し得ない業ってのも確かに、強烈にあるのを再認識してしまった。
とはいえ、本番は角田先生ではないので、いろいろな先生方から吸収したものを、
どれだけ、自分達で表現できるか、どれだけ共感して、呼吸をあわせられるか、
今回の本番はそこにかかっているんじゃないでしょうか。
ところで、私のあこがれのコンミスが、
「娘の発表会の伴奏をしてくれたピアノの人がとっても上手だった」という話をしてきて、
鉄子、10月から土日休みに戻ったらブラームスのトリオにチャレンジできるかな〔笑)
隊長が「田園吹かずしてホルン吹きとは言えない」 と言って私をまんまと洗脳してましたが、
ブラームスのトリオは、札幌の師匠に
「私の弟子なら一度はやりなさい」 と言われている曲だ。
つまり、やらないと破門(笑)
というわけで、そろそろブラームスやりたい熱が発症しつつあるので、
破門にならないように、とりかかってみようかなと。
さてさて、何はともあれ、昨日の練習は、とっても楽しかった!
ホルンパートも全員集合だったし。ナチュラルホルンも体験できたし〔笑)
角田先生との時間がすごく密度が濃くて、あの空気感を体感できたことも。
そして、この夏志賀高原で、田園を指導してもらおうと思っている鉄子。
もう一歩ベートーベンの田園のホルンたるもの、を消化して、
本番に臨みたいと思います。
よろしく頼むよ、鉄太郎。
まだまだ路は長い〔笑)