2010/04/15

ホームポジション

今日は酔っ払いなので、そのつもりで。
あとで削除するかも。

幸い私にはオケとかホルン仲間という意味でのホームポジションに恵まれている。
だからこれから探すべきはホルンを吹くためのホームポジションなんだけど。

アマチュアのオーケストラって案外もろいというか、微妙なバランスで成り立ってると思う。
私はアマオケの経験数は少ないけれど、居て心地いいオケにめぐり合える確立って、そう高くないと思う。
だから、たった10年余りの間にそういう場所にめぐり合えたのは稀有なことで、本当に恵まれていることだ。

オケの環境に限らず、指揮者とか選曲とか、上手い具合に歯車がかみ合ってググっといい方向に向くときもあれば、ぜーんぜんダメ、どうあがいてもダメって時もある。

音楽って不思議なもので全力でみんなでガーッとやればいいかといえば、そうでもなくて、微妙なさじ加減、いい塩梅ってのが必要で、 「1+1=2だよ、いいね」ってわけにいかないところが面白くもあり難しくもある。

で、ホルンはどうかというと、今の私は1+1=2が欲しくてたまらないし、毎日1は確実に、正確に1で、1+1は2だったらどんなに気が楽だろうと思うけれど、そんな音楽なら、ミキサーとか最先端の技術に任せればいいわけで、ふとしたきっかけで1+1>2になるから最高の気分が味わえたり、プロならお客さんの心に響く演奏ができるんだろう。
(プロはふとした、ってわけにいかないだろうけど、アマチュアはラッキーだなぁ)


で、今は自分の物差しでは1+1は2に満たなくて、ナンだよこの不良品!と思う訳なんだけど。


でも5年前の私が今と同じ精度の物差し持ってたかっていったらたぶん持ってなかったと思う。 
今の私に必要なのは物差しの精度だけじゃなくて、毎日違うことを受け入れられる自分。


まず探すべきは私がここは私のホームだと、そう思える音だ。