2011/02/27

本番1週間前です

になりました。
今日は午前中でブラ4中心で。


昨日の夜、GP想定でブラームスを一通り吹いてみていた。
それで今日どんなコンディションになるかと、1-4までの通し練習も初回以来なかったからどの位疲れるかも把握しときたかった、ってのもある。


今日は結構疲れた(笑) ちょっと口の周りがピリピリタラコだ。
もちろんリハのつもりではなく、ちゃんと吹き込んだのもあると思うけど。
4楽章がちょっと納得いかなかったけど、全体としては今日くらいで行ければ、悪くない本番だ(笑)。


この1週間、あんまり曲ばかりさらうと調子悪くなるから、要所要所の音程をもう一度見直してきた。
特に1,2楽章、一番心配なObとのあわせの箇所。

先週よりはだいぶ改善したと思ってるんだけど、今日は肝心のObが前半代奏だった。


でもこれが・・・初めてだったんだけど、ものすごくあわせやすくて・・・・
参りました(精神的に2のダメージ(笑))。

さすが姉御・・・(笑)。

あのくらい「こう行くわよっ」てリードしてもらうと1楽章なんかはホルンとしてはすごく吹きやすい。

いや、やっぱり姉御だからね、アマチュアの20代であの域に達してたらちょっと怖いけど。

木管ってやつは、ものすごく個性がでるなぁ・・・
Obに限らずClもFgも。 音色もアーティキュレーションの好みも、全然違うし(笑)。
面白い、けど合わせるとなるとなかなか大変だ。



私自身の問題は、1楽章の終盤にアーフタクトで入るHの入り。
指揮のタイミングがよくわからない。

コンミスのザッツがあればいいのだけど、あの箇所はVcとHrだけだ・・・
Vcトップの弓が見えるかはさすがに怪しいし、ここだと思ったところで、ホルンがガツっとはいるべきなんだろうけど、なんか、微妙な間なんだよな・・・間をあけたいようなそうでもないような。


結構ためたがるタイプの割りに、えーそこはそんなに早くいっちゃうのーーー?
みたいなところも4楽章に2箇所ほどある。

あそこはちょっと鬼門だけど、勇気を持っていこう(笑)



それから4楽章のソロの裏でのEラッシュの後のコラール。
1-3楽章吹いてきて、そうでなくても疲れている後に基礎練のようなEラッシュ。

いや、基礎練ならヘロヘロになっちゃいかんでしょ、
なんだけど、コラールに入る頃には正直なところ、すごく嫌な感じにヘロヘロだ(苦笑)


コラールは張った音も出したくないから楽に伸びやかにいい音で吹きたい。
個人的には、後ろからのTrbのあの音圧はすごくプレッシャーになる。

ベルが正面向いてるトロンボーンにはコラール冒頭のTrbトップの時と
ホルンの時で気持ち加減して欲しいのだけど、それって間違ってるのかな。


指揮者にバランスは?って聞いたけど問題ないという。
でももう少し楽に吹きたいのに。

なんかそこが伝わらなくてもどかしい。


とりあえず、本番とは違うとは思うけど、今日の録音聞いて確認してみよう。



今日は2楽章のたった1小節と8分音符だけのホルンアンサンブルの箇所が
すごーーーく気持ちよくきまって、

「今の、今の、よかったなぁ!!」

と前2人で後ろ2人を振り返ってニカニカしてしまった(笑)

ホルンって、そういうパートですわ(笑)

ソロも決まれば気持ちいいけど、アンサンブルがぴたっときまったら、
それを肴にうまい酒が飲める、お得なパートよねぇ(笑)




明日は会議だらけでバタバタだし、緩めに1時間でも吹けたら、って思ってたんだけど、
急遽レッスンになった(笑)


札響の公演があって、上京してるホルンの師匠と今日ランチをしていたら、明日の夜時間が取れるよ、
といってくれたのだ。
わたしはすっかり夕御飯のつもりでいたけど、

「ブラ4でもいいし」

3回くらい言っていて(師匠はブラ4が大好き(笑))、本番直前なのに
「その吹き方はないね」
とか言われたら恐ろしい、と思ったけど、町田のスタジオもとれたので、見ていただく事にした。


会えたのもほぼ1年半ぶりで、なかなかレッスンしていただく機会もないし、聞かせてと言っていただいたんだから聞かせてみよう(笑)


出来るようになるかどうかは別として、先生の大好きなブラ4だから、ブラームスのホルンたるもの云々を聞かせて貰って、そのうちのほんのわずかでも本番でも表現できたらいいなと思う。


話は変わって今日、帰宅してテレビをつけたら行列のできる法律相談所をやっていて、普段はあんまり見ないんだけど、たまたま名倉加代子さんという70歳の振付師が登場していた。

知らない人だったんだけど、VTRの中でも若い人を凌駕するくらいすばらしい身体表現能力、
その後スタジオでダンスを披露していて、目を奪われて感動してしまい、テレビの前で思わず拍手してしまったのは初めてのことだ。

それくらい魅力的で生き生きとしていて、美しかった。


そんな彼女が最近は「一生懸命」って言葉を好まれない方も多いと思いますが、目標をもって
一生懸命やることで道が開ける、なりたい自分になれます、というようなことを言っていて、
彼女自身がそれを生身の身体で体言していたし、久々に素敵な年のとり方をしている尊敬すべき女性を見たような気がして、うれしかった。