エリック・ル・サージュのソロコンサート聴きに行ってきました。
レヴァン・フランセのアンサンブルを聞いて以来、彼のピアノが大好きになって、いつかソロで演奏してくれないかなぁと思っていたら案外早くに叶ったラッキーな鉄子です♪
日本でのソロ公演は八年ぶりなんだとか。
先月のラヴェルのピアノコンツェルトも大変素晴らしくてアンサンブルとは違う迫力と呼吸感、遊び心も感じられる音楽だった。
今日のソロは少し緊張してたのか本調子でなかったのか、ミスタッチがすこし目立ったけれど、でもやっぱり素晴らしかった。
ドビュッシーも良かったけれど、よほど思い入れがあるのか、シューマンの完成度は本当に高い。
彼の音楽を私の拙い言葉で表現するなら「調和」の音楽。
特にピアノ、ピアニシモの音楽の作り方が秀逸で、私にとっては癒しの音楽、心整う感じで本当に心地よくて大好きです。
ひとりの音楽家をこんなに好きになるのは珍しいけれど、彼の音楽に完全に惚れこんでます(笑)
あーいうベートーベンのソナタは初めて聞いたけれど(笑)、音楽家として自分の色、表現を持っていて、それを出すことを憚らない、厭わない、強い意思も感じられた。
40代後半という年齢だからこそ、まだまだ若いとも言えるし、成熟しているとも言えるし、これからどんな音楽を奏でていくのか興味深いです。
是非是非また日本に来て、ソロやコンツェルトを演奏して欲しい。
CD買ってサインして貰いました(^^)
また来て下さいっ!