この二ヶ月余り、ホルンを手にとっても全然集中できなかった鉄子です。
一応、時々吹いてはいました。
何故なら音楽を通じて表現できるのはホルンだけだから、それはある種のコトバを失うことへの怖れだと思います。
言語に言い表せないことを、
ホルンで表現出来ていたとは思わないけど、込めていたからだと思う。
うまく言い表せない、
あるいは人には言えない感情だとか、
自然の美しさや激しさ、
木の幹、葉や花の質感、
動物達の生きるにひたむきな姿、
魂とか神様の世界とか。
だけどひょんなことから、
このモヤモヤしているいろんなのを、
人に伝えるにはやっぱりコトバ、言語にする事も大事かなぁ…と思い始めた。
それは全く進んでないけれど、
なんだかそんな事ばかり考えてて、
ホルンとまっすぐ向き合えていませんでした。
で、12月の練習はすっかり休んでしまった。
1月の初練習、この練習に行かなかったらホントに行かなくなる気がする…
行きたくないなぁ…とか思いながらも、
合奏したら楽しくなってやる気が出るかもしれないし、と思ってモヤモヤしたまま練習に出た。
で、合奏はそれなりに楽しかった? かもしれないけど、
けど、その日はよし、やるぞ!
とはならなかったんですわ。実は。
で、14日の成人の日、大雪が降ったので、家でおとなしくマフィンつくったりしてました。
夕飯食べて、ふと突然思い立ち、こんなものを作った。
これを譜面に押して今度の練習に臨んでみるかと(笑)
力づよく雄たけびを上げている
ハシビロコウ!!
・・・と思わせておいて、実はこれ
あくびしてるシーン zzz(笑)
週末うちに泊まりに来たホルンの後輩に見せたら、
「なんていうか・・・影までつけてハシビロコウは本格的なのに、
ホルンが可哀相じゃないですか?」
と言われてしまい、今の私の心をそのまま表しているんじゃ・・・・と苦笑いしたのでした。