2012/12/24

御神籤山



 本栖湖でダイヤモンド富士を見た後、

西湖を経由して、河口湖畔の浅間神社にやってきました。












目的の一つ目は 御神籤です。

ここのおみくじを引く前に拝殿で住所と名前を言っておみくじでお言葉をくださいとお願いしてから引くと、

そのときにぴったりの言葉がいただけると聞いたからです。


鉄子は結構 神様 を信じている人なので、


真面目にお願いして、引いてきました。


読んだ瞬間に、ちょびっと涙でそうになったけど、励ましの言葉をいただいてきました。


狛犬は、いろんな顔があって好きです。



ここの狛犬は結構かわいいと思いました。









それからここには七本スギがあって、写真ではその雰囲気が伝えきれないので、載せませんが、その姿はご神木にふさわしいたたずまいです。


朝行くのがいいと思います。



 


こういうぽっとできた日なたの感じは子供の頃から好きです。






 
 目的の二つ目はこちら。



浅間神社の奥から三ツ峠に登ることが出来ます。

三ツ峠と呼ばれる理由は 開運山、御巣鷹山、木無山の三つの山から成るからだそうです。
  


ふわふわの苔の上に着地したラッキーな枯葉。






























 
川のせせらぎを見ながら登っていくのですが、


ひんやりつめたい冬の空気なのに、


山の側から時折、ふんわり温かい空気に包まれました。


帰りはなくて、行きだけです。


ちょっとびっくりしたけど、気味の悪い感じではなかったので、そのまま登り続けます。








しばらく行くと、母の白滝 という滝があります。




滝が少し凍ってました。



こんなところでも根づく。なんてたくましい。






















ここで引き返せば片道30分くらいのコースです。




で、ここから先が意外と、ちょいとキツめでした。







この看板にビビりつつも登る。


途中でサルをみかけたけど、

ホモサピは頂上まで1組の夫婦だけでした。












待っていたのはこの景色。


(というか、たまたま見つけた、ちょっとルートから外れた場所。)




 
 
 

気が済んだので、持ってきたあんぱんを食します。 

















朝4時起きした甲斐があったかな。










2012/12/16

静かな湖畔



ホルンを吹くときいつも一緒の魔法の箱がありました。



嬉しいことも悲しいことも全部そこにしまってあって、

鍵がかかっていて、

それをコツンと叩くとイメージが膨らむ、

鉄子にとっては とくべつ の 魔法の箱で、

いつもその箱と一緒でした。

だけど、ついその箱のことを疑ってしまったんです。

箱は跡形もなくなり、綺麗にしまっていた色んなものが噴き出しました。



全部それを受け止めて昇華したら違う自分に生まれ変われると思っていたけれど、

跡には  からっぽ 


しか残っていない感じです。


今まで感じたことがないくらい、すごく静かです。



だけど、何の感情も意欲も湧いてこなくて、この瞬間の自分にとどまってるのがやっとで、

ふわふわで、空ろで、たよりない感じ。




魔法の箱の代わりを見つけて、




何かを吹きこまないと、仕事をしたりとか、ホルンを吹けない気がして、



だけど自分では、何を込めたらよいかわからないからここに来ました。





冬の本栖湖は、


空気が澄んでいて、


静かな湖面









 





 






太陽は、




凛と冷え切った空間に力強く切り込んできて、


光を届けてきた。







ものすごく遠くにあるはずなのに、




ちゃんとここまで温かい。










吹き込む何かは見つからなかったけど、


でも美しい自然は、悩んだりじたばたしたりしないで、


いつもただただそこに在る、そんな当たり前のことだけど


それでいいのかな、って思わせてくれる。









2012/12/15

しゃがんで見えたもの

久しぶりの登場

しゅりお君です。



「シュリっ」   だったり、

「しゅりっち」    だったり、
「しゅりおーー」

と呼ばれたり、適当です。











やっぱり 薄笑いを浮かべる シュリ


鳥ってどうしてこうやって伸びーーするんだろね。 

最近は真面目にけづくろいすることにしたようです。


全然モテないから。

















お嫁さん募集する?

その前にやっぱりおシリ汚いよ。。。どうして?

でもオカメインコにモテなさそうだよね。

なんでかな。

鉄子も人間にモテナイから似たもの同士だね。












相変わらずハゲだけは立派なの。。。







ふんだ。
 



最近のしゅりお君は甘えん坊さんです。




おかげで私のフリースは彼の脂粉だらけに。

でも気持ちよさそうで、

幸せそうだからいいです。

しゅりお君のボキャブラリーは、

「しゅりー」

「しゅりっちぃーーー」
「**ちゃん(私の名前)」

「おはよ」

「あちょぼ」
「おかえり」


以前友達にこういう言葉を教えている鉄子の姿を想像すると寂しいんだけど。

と言われたことがあります。

そのときはそうだねーーーとか言って、適当に笑ってたんだけど、

名前を呼んでもらうこと とか、

「おはよ」

「あちょぼ」

「おかえり」

って言葉は、当たり前すぎて気付かないけれど、


一番かけてもらいたい言葉で、一番元気になれる言葉なのかも。


ってふと思ったの。


当時はもちろん無意識だったけど、だからこんな言葉を教えてたのかなーって思いました。


シュリと過ごし始めて6年目にしていまごろそんなことを思った鉄子です。


だからシュリ、



これからも 

しゅりーー、 おはよーーー

あそぼっ  

 ってたくさん声をかけてあげようと思います。



2012/11/18

涙が出た

終わった瞬間涙が出た。


やっぱり特別な曲でした、ブラームス。



袖に降りて来るまでに涙をしまいこみ(笑)、一緒に演じた二人に


「ありがとうございました」

と言うことしか出来なかった鉄子です(笑)

半年かけてじっくり取り組んできた色んな全部でこの曲と向き合えたこと、本当に幸せだと思いました。

で、この曲を吹いたらホントに満足しちゃうんじゃないかと思ってたのに、今回至らなかった事を克服して、
数年後にもう一段醸成された演奏にチャレンジしたいと思っただなんて・・・


憑き物が落ちるどころか
さらに憑かれて、どこまでもホルン馬鹿で本当に困ります(笑)

打ち上げ終えて、家に帰ったら、妹達がそれは、差し入れのはずでは?
というワインとチーズとケーキというメタボなラインナップで絶賛宴会中で(笑)、

私も一口貰ったら、つい気が緩んで珍しくリビングで横たわってしまい、
トンちゃんお風呂どうする?と聞いた妹が、

「トンちゃん!10歳くらい老けて見えるよ、ヤバイよ!?

と、化けの皮まで剥がれるほどの老化防止効果まであった? らしい、ホルントリオです(笑)


こんなに演奏会後ぐったりしたのは、いつぶりでしょう。。。とりあえず、記憶に残ってません。




辛うじてお風呂に入って寝たのに、今日は全身に乳酸が…

驚くほど全身で緊張してたことに気づき、
力入りすぎだよ私ゃ・・・と力なく笑ってしまいました。

ダルくて仕方なかったのですが、今日は演奏会聴きに来てくれた妹達の接待で原宿なんぞに繰り出してました。



で、結局三人とも人ごみに疲弊し、人ごみの少ない路地でぷらっと入ったお店のカレーが結構おいしいかった(笑)


その後は明治神宮へ。





2012年11月17日、
音楽と、ホルンと、最高の音楽仲間と出合えて、鉄子にブラームスのホルントリオの演奏という一生の宝物を授けてくださったことに
感謝の気持ちを念じて帰って来ました。


ホルンの神様に届いたかな(笑)